音感について考える

幼児・小学生低学年のレッスンなのですが、音感を育てるものを入れるようにしています。
ヴァイオリンなどの弦楽器と違い、ピアノという楽器は押せば音が出てしまうので、下手をすると、指番号の通りに鍵盤を押すと弾けてしまうのですよね。

 

『音感』とは何?と思う方も多いかと思います、、、私がイメージする音感とは、例えば、言葉でいうと、英語の意味が瞬時にわかるようなものでしょうか。

英語でも勉強することによって理解が上がり、更に使うことによって操れる能力が高くなると、聞き取ったもの全てを、明確に書くことができるようになるかと思います。

以上の『聞く→理解→表す』というアプローチ(要するに音楽の文法を学ぶこと=ソルフェージュ)は音楽と親しむためには欠かせないものだと思っています。

 

ですので、音感を育てながらレッスンをするというのは、本当に大事だと思っています。

私自身も

『もっと音感がよかったらいいのに!!』

と、思うことがしばしばあります。

なぜなら、音感の能力が高いと、何の音がなっているかわかるスピードが上がるので、ピアノを弾くだけはなく、音楽を操ることにおいて、非常に便利だからです。

 

私は伴奏をするときは、自分の弾く部分だけではなく、演奏相手のメロディーも同時に追い、頭で『音名(ドレミ)でも』鳴らしながら伴奏していくことが多く、蜂が駆け抜けるような速いテンポの曲の場合、全ての音を『音名』で聴きとるというのは、『音名を理解する』ための事前の予習(要するに練習時間が増える)が必要だからです。ですので『音名への理解』のスピードがもっと上がれば、そういう練習が減らせるのに!と、感じています。

 

また、ピアノの場合は、多くの音を同時に鳴らす(和音を弾く)ので、重なった音に対しての音感も高いと便利で『メロディーだけを聴きとるだけの音感』にならないように、育てたいと思っています。

 

 

音感については、自分の中でもどうやったら伸ばせるのかを、常に考えていているので、またいつか書きたいと思いますが、『私自身が子供はどのように音感をつけるのがポジティブに身につけられそうか』を、勉強しています。

ですので、実際のレッスンでは楽しく音感をつけることを最優先にして、レッスンを行なっています♪

 

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